1月 megasameta@Sometime

2013/01/31 at 13:44

Light071/30(水)の megasameta Quartet@吉祥寺Sometimeは、以前からご一緒したいと念願していた、浜崎航(ts,fl)。今回ベーシストは佐藤”ハチ”恭彦。そしてレギュラーの安藤正則(ds)

この晩は手放しで楽しい一夜となりました。 ハチ君は最近アンプを通さずに生音がポリシー、その分バンドの音量はいつもより随分小さめ。しかし、安藤君の抜群のコントロールで、一番いい、ジャストフィットのダイナミックスとなりました。同時に繊細な緊張感があって、いつもと方向性が全く違うバンドカラーとなり、面白かったです。 安藤君には剛柔の幅があり、しなやかで瞬発力のある感性が素晴らしい! 以前からハチ君の才能には敬服していましたが、なんか一皮むけた感じで、全ての面ですごく自然で自在なベースを弾いてました。彼には抜きん出たハーモニー感覚があって、“Ana Maria”のベースソロ、今まで一度も聴いたことない、自由で見事なソロ。バッキングしながら思わず聴き惚れてしまいました。う~~~ん! 浜崎君はまだ30代なのに、既にテナーの音に風格があります。4~5年前、あるお店で初めてやったときからそれを感じ、魅力的でした。一晩やってわかったのは、彼の人間性におおらかな器があり、それが音ににじみ出ているのでした。彼が吹いているだけで、バンド全体がすごく気持ちのいい音楽となります。正に大器の人ですね。また、このメンバーと一緒にやりたいと強く思いました。

演奏曲目は:

1st
Out Of Nowhere
Straight No Chaser
Emily
Recorda Me
Infant Eyes
Speak Low
 
2nd
Ana Maria (Pf Trio)
Without A Song
Blue Monk
Batida Diferente
Soul Eyes
Firm Roots
 
encore
Someday My Prince Will Come
 

2月@吉祥寺Sometime、 megasameta Quartetはお休み。その代わり、2/11(月)、ウォーネル・ジョーンズ(vo) 後藤輝夫(sax) 西山”HANK”史翁(g) コモブチ樹一郎(e-b) 鶴谷智生(ds)との年に一度のスペシャル・ユニット「H.H.C.B.」でR&Bな一夜をお届けします。 3/26(火)、向井滋春(tb)をプロントにmegasameta Quartetです。